損益責任を負うと言うこと
正月は色々と乱読した。
その中でとても印象深く残った一節があった。
それは高杉良の「辞表撤回」にあったこの一節だ。
これはこの小説の中で社長ヒアリングの中ででてきた一言として紹介されている。
『こんな不便なことがある。こんなものがあったらいいなと言うところまでは誰でも思いつく。しかし、その後それについていかに実現するかを考え、実行していくのが社長であり、そこがサラリーマンと違うところだ』
書生理論も大事だ。考えないよりも考えることがどれだけ重要かは論を待たない。しかし、現実の世界に生きていく中で、考えるだけからそこを一歩進めて実際に実現すべく努力することはもっともっと重要であり大事なことだと思う。
かの、ドラッカーも
情報→知識→行動《具体化》
につなげていくことがマネジメントの要諦だと特に説明している。
今年は行動の年である。
責任を負うと言うことは「行動」でしか果たすことは出来ない。
それがこの正月の間にずっと考えいていた結論である。
『いかに実現できるかを考え実行していくこと』
一年の計を立てる元旦に、私は強い不安を感じていました。
いかに行動すべきかに答を出すことが、現実の自分の運命を変えていくという意識が強かったのだと思います。
それで、三日の今日には気を楽にして考えられた計画も、元旦には畏怖の気持ちで取りかからなければならなかったのだと思います。
自分の存在をもって、人々に責任を持つ人には、日々に緊張があるのかもしれませんね。
K2さんが、責任を果たすことで、自らの人間の奇跡に出会われることを、祈っております。
by 響(きょう) (2007-01-03 22:52)
今週楽しみにしとります
by NO NAME (2007-02-08 11:33)